あるポイントに行くときにいつも下る坂道。 冬の間は、グレーか褐色の風景だったのに、少しずつ温かくなってきた頃、少しだけ緑が萌え出して、「あ。いつもと少し、風景がちがってきたなー。」と思っていた。 そして、それから一週間しか経たないのに、いつの間にかナズナの花が咲き、緑がさらに色濃くなっている。 繰り返される生命の営みに「生きてるってこういうことなんだなー。」って改めて気づかされる今日この頃でした。
道端のナズナの花を見ているうちに、小学生の頃、よくナズナの花が咲き誇る野原で遊んだなという思い出から始まって、どうして、これほどまでに海に惹かれるのかな・・・。といつのまにか記憶を辿っていました。
Hillary Staggや同ジャンルの音楽は中学校の頃から聞いていたし、その影響かな?と思ったのですが、でも、「サーフィン」という世界観とは違うよな〜・・・・・。 で、考えた結果、出た結論が、高校の時に読んだ本ということでした。その本は学校の図書館にあって、題名は忘れたけれども、確か舞台が江ノ島で、主人公が当時の私と同じ年代の女の子。 当時の私にとっては、少し過激な行動をする主人公の女の子に憧れた記憶があります。見える景色に関しては、とてもきれいな描写。 プラス思春期独特の危険な世界観という、とても面白い内容だったのを覚えています。
そしてその後、とある事情でたびたび江ノ島近辺に行く用事があり、夕焼けのキラキラする海で、サーファーを見ていました。 そのうち自分もサーフィンをするようになり。。。という経緯でしょうか。
私は切なくて美しい世界。それを追い求めているのかなー。と思いました。暗い?暗いよね。
こんな話をすると、「あー。分かる分かる。」という人と、「なにそれっ!チョーくら〜い。」って言う人と別れるんで、あまりこんな話はしなかったのですが、今日はなんだかしちゃいました。(*^^*)
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