禁煙マークが目に飛び込んできた瞬間、反射的にページを閉じたくなった方。きっとたくさんいますよね。(でも閉じないで。)
全然、お堅い話ではないのでまあ、読んでください。
今回のコラムの挿絵は写真ではなく「禁煙マーク」そしてお題も「禁煙」。
愛煙家の方だったら、この時点でかなり引いているはず。
分かります。分かります。その気持ち。
でも別に「禁煙しましょう。Let's禁煙」なんて、偉そうなこと言うつもりは毛頭ありませんので安心してください。
だって、私もヘビースモーカーでしたから。タバコを手放せない気持ちはよ〜く分かります。
「まあこんな話もありますよ。」的に読んでもらえればいいです。
「『・・・でしたから。』あれ?過去形?」と思ったそこのあなた。
鋭い。そうなんです。
辞めるつもりなんてぜんっぜんなかったんです。
でも別に吸いたくなくなったんです。突然。
で、結果的に(?)世に言う「禁煙」状態です。
私が禁煙するなんてキャラ的に有り得ないようで、
周りの人にはかなり突っ込まれました。
「なんで?」「どうして?」「何かあった?」「ビョーキ?」etc...
このコラム読んでる人も気になりますよね。それでは説明します。
9月にハワイに行ったのはこのサイトでもお伝えしたかと思います。
噂どおり、本当にパラダイスでした。
ワイキキ沖で初ハワイサーフィン。
何人ものサーファーが夕日に照らされながら波待ちをしてる風景、
同じく夕日に照らされるダイヤモンドヘッド、
どこまでも広がる透き通った空と海、
自分の周りにある何もかも、水の一滴までが本当にきれいで、
久しぶりに本気で感動しました。
今でもその風景は鮮明に思い出すことができます。
そんな美しい風景を見る体験をしてから・・・吸いたくなくなったんです。
「・・・なんだそれ。」とちょっとムッと来た人、まあ、待ってください。
私自身も自分にとってのタバコの存在価値の大幅下落に驚いたくらいです。
なので、ちょっと考えてみました。
タバコって中毒性があってやめられないというのもそうなのですが、
結構、精神面での埋め合わせ的な要素もありません?
心のエアーポケットとでも言うのでしょうか。
その埋め合わせ的な要素。
「あー。あるかも。」って同感してくれる人は結構いるはず。
で、私の場合、運良く自分の感受性に合うきれいな風景を見て感動したことによって、
そのエアーポケットやらが満たされタバコが必要なくなったのでは?と思うわけです。
この日を機会にぱったり吸わなくなったので、もうそうだとしか考えられません。
でも、タイミングとその人の感受性がきっと関係してくるので、
いつでもどこでもという禁煙方法ではありませんが、
まあ、こんな禁煙の仕方もありますよ・・・。といったところでしょうか。
「吸いたいけど我慢。」「我慢してイライラ。」といった禁煙談でよく効く苦痛は一切ありませんでした。
苦しみたくない人にはお勧めの禁煙パターンかもしれません。
|